豆知識

シングルベッドは何畳?ベッドのサイズを解説

四畳半にだってベッドは置ける!」 置けるわけないだろ!って思った方、きっとこんな疑問をお持ちですよね?
  • ちゃんと部屋に収まるのか?
  • 部屋が狭くならないか?
  • そもそもベッドの大きさがよく分からない!

自分の部屋は少しでも広く使いたいもの。テレビの場所、収納ケースの場所など・・・私も四畳半に暮らすとなったら家具の置き方をいろいろ工夫すると思います。

特にベッドのような大きなものを置く場合は慎重になります。

「シングルベッドなら畳1枚分くらいかな?」と採寸せずに買ったら、ベッドが思いのほか大きくてドアが開かなくなった!なんて失敗、絶対したくないですよね?

実際の一般的なシングルベッドの大きさは「畳1枚分よりも一回り大きい」です。

では、具体的に何センチくらいあるのか?

この記事では、

  • ベッドのサイズについて
  • 四畳半にシングルベッドを置くとどうなるのか?
  • 狭い部屋で活きる収納ベッドの活用法

を分かりやすく解説したいと思います。

正しい知識を持っていれば、ベッドを買おうと考えたとき不安になることはありませんよね?この記事を読み終えたとき、あなたの中にベッドのイメージが出来上がっていたら嬉しいです。

サイズについて

ではまず初めに、寝具のサイズについて簡単に説明します。

布団やベッドに表記される「サイズ」にはどんなものがあるか、ご存知ですか?

寝具売り場に行くと目にする「シングル」や「ダブル」といった用語がいわゆる寝具の「サイズ」を表しています。

下の図をご覧ください。

ベッドのサイズ

シングル・セミシングル

一般的に一人用とされているサイズを「シングルサイズ」と呼んでおり、横幅は約100cmあります。そこから20cm小さいサイズを「セミシングル」と呼び、お子様や小柄な方などシングルより小さくても大丈夫、という方のサイズです。 ちなみに、セミ(Semi)とは英語で「半」とか「~の半分」といった意味です。

ダブル・セミダブル

そして一つの寝具で二人寝ることを想定したサイズが「ダブルサイズ」で、横幅は約140cmです。 シングルサイズとダブルサイズの丁度中間に位置するのが「セミダブルサイズ」で、横幅は約120cmあります。お一人なら、かなりゆったりと寝ることができる幅ですね。 この4つのサイズが基本となりますが、ダブルサイズよりもさらに広い「クイーンサイズ」と「キングサイズ」という表現もあります。

クイーン・キング

クイーンとキングサイズ

ダブルサイズよりもさらに20cm広いのが「クイーンサイズ」で、セミシングル2つ分と同じ広さです。

さらに広いサイズは総称して「キングサイズ」や「ワイドキング」と呼びます。

このクイーンやキングは将来を見据えてベッドを分割するなど、ご家族でベッドをご購入される際によく使われます。

ここまで「セミシングル」から「ワイドキング」まで横幅を紹介してきましたが、縦幅についてはどのサイズも200cm前後が一般的なサイズとされています。

四畳半にベッドは置けるのか?

四畳半にベッドは置けるのか

「人は一畳あれば寝れる。」なんて言われ方をしますが、実際に布団を敷いたらどのくらいの面積を占めるのでしょうか?

それを知るには、まず畳の大きさを知る必要がありますが、畳は地域によって微妙に大きさが違います。

畳のサイズ

京間 191cm×95.5cm 京都や関西方面
六一間 185cm×92.5cm 主に山陰地方
中京間 182cm×91cm 名古屋等、中京地方
江戸間 176cm×88cm 関東地方と全国各地
団地間 170cm×85cm アパートなどの集合住宅用

このように地域で使われる畳の大きさには差があるので、同じ四畳半でも面積が若干違ってきます。

そこで、今回は一番小さい“団地間”を比較に使いたいと思います。

団地間の畳にシングルベッドを置く

これが一般的な四畳半の畳の並べ方です。一畳の大きさは団地間の場合170cm×85cmです。
 
この上にシングルベッドを置きますが、今回は以下のベッドのサイズを参考にします。
引出し5杯付き収納ベッド-ヘッドレス仕様

ヘッドボードがないタイプの収納ベッドで、大きさは200×98cmのシングルサイズ、高さはマットレス面までで約53cmです。このベッドの寸法を計算して畳の図に載せると、以下のようになります。

図右側にあるオレンジの四角がシングルベッドです。畳1枚分より一回り大きいですね。
 
もし、部屋の左上に幅80cmの扉があったら
もしドアがあったら

ベッドとぶつかって扉が途中までしか開きません。

それでも、扉から遠い位置であれば四畳半でもベッドが置けることがわかると思います。ベッドだけなら・・・ですが。

狭い部屋で活きる収納ベッドの活用

狭い部屋で活きる収納ベッドの活用法

実際の生活において、家具や電化製品は必要不可欠です。いくら部屋が狭くても何も置かないのでは不便ですし、寝るだけの部屋では味気ないですよね。

寝る場所を決めて、テレビの置き場所を決めて、テーブルの置き場所を決めて・・・

自分の部屋の使い方を考える際に一番頭を悩ませるのが大きな家具の置き場所です。この問題に直面してベッドをあきらめる人も多いのではないでしょうか?

そこで今回提案したいのが「収納ベッドの活用」です。

収納ベッドとは、簡単に言うとマットレス下が全て収納スペースになっているベッドです。

狭い部屋であればあるほど、収納スペースの有無は非常に重要ですよね。

収納ベッドであれば、押入れに入りきらない荷物をベッド下に収納できるので、部屋を広く使うことができるようになります。

そこで今回は、収納力と省スペースのバランスを考えたベッドをいくつか紹介します。

おすすめ収納ベッド(その1)

ヘッドボードがない5杯引出し付きの収納ベッドです。

マットレス下の収納スペースはこうなってます。

通気性の良いすのこ仕様!

引出しは5つあるので、タンスのように用途別に整理して収納できます。

また、すのこをどけると長物をしまうスペースもあるので、普段使わない大型の荷物をしまっておくこともできます。

このベッドはヘッドボードがないぶん省スペースで、頭の向きを気にせず部屋に設置できます。

さらにシングルサイズよりも小さい「セミシングルサイズ」もあります。

おすすめ収納ベッド(その2)

ベッドのマットレスを載せる面が畳になっているベッドです。

畳には弾力性、調湿性、断熱保温、リラックス効果などがあるため、寝具と非常に相性が良い素材と言えます。

畳の下には大容量の収納スペースがあるため、布団を畳の下に収納して昼は和の小上がりとして、夜は寝床として使えます。

おすすめ収納ベッド(その3)

クローゼット並みの収納ベッド

大容量が特徴のヘッドレス収納ベッドです。

このベッドの収納は引出しタイプではなく、マットレスをどけたらその下が全部収納スペースになります。

その容量は640リットル!ちょっとした冷蔵庫くらいあります。

大容量の収納スペース
この通り、引出しがない分多くのものを収納できます。
 
ヘッドボードがない分コンパクトで、頭の向きを気にせず設置できるのもメリットです。
 
とにかく沢山収納したい方におすすめです。
部屋はあなたの個性を表します。
 
ベッドに関する正しい知識を蓄えることで、きっとあなたにぴったりな、あなただけのお部屋が作れることでしょう。

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